脱アトピー生活

若返り

アトピーが治ってしばらくしてから、体全体が若返ったように感じている自分に気が付きました。
もちろんあの苦しいアトピー時代、笑う機会すら減っていたので、精神的にネガティブになり老け込んだようになるのも当然だとは思うのですが、それ以上にやっぱり体が重くて疲れやすく、毎日生活するのが体力的にも精一杯でした。

ところが、アトピーが治ってからは当然精神的に楽になったという要素は大きいものの、階段は走ってのぼれるようになるし、一日働いて夜になっても「まだまだ行けるぜ!」くらいに元気だし、風邪もひかなくなるし、朝もシャキッと目が覚めるし、と一気に20歳くらい若返ったような体の軽さでした。
アトピーの治療過程で、“酸化” “還元” “抗酸化”という言葉を知り、なるべく自分の選択を“若返りそう”な方に向けてきたので、私的には「あー効果でてる~」といった感じでした。



まずは体を錆びさせる“活性酸素”から

活性酸素は、本来、体内に入った異物(ウィルスや細菌や化学物質)から人体を守ってくれる強い味方のはずなのですが、数が増えすぎると、健康な細胞まで一緒に壊してしまう、ちょっとはた迷惑な性格も持ち合わせているために、あまり体内ではばをきかせると“SOD”という酵素に消されてしまうという、悲しい存在でもあります。

しかし、活性酸素の害はがんや脳や心臓疾患など、かなり大きな病気に発展するので、やはりここはしっかりSOD酵素に除去してもらわないといけないのですが、最近は活性酸素が増加する要素が山のようにある割にはSOD酵素の働きが弱い、もしくは、活性酸素の量に追いつかない場合が多いようです。

活性酸素に対抗するSOD酵素と同じような働きをするSOD様作用食品「ニワナ」で有名な土佐清水病院の丹羽先生の講演会を聴きに行ったことがあります。
丹羽先生曰く、アトピーの炎症や傷口の回復にも活性酸素が関係していて、活性酸素を発生させない食事をしながら、大量に「ニワナ」を飲んで活性酸素を除去したところ、アトピーややけどが劇的に回復するらしく、スライド付で説明されていました。
私も治るのならと「ニワナ」をせっせと飲んでいたのですが、残念ながら私にはその効果がわからず、1年くらいで飲むのを止めてしまいました。

サプリメントやその他の健康補助食品というのは、即効性のある薬と違って飲んだ次の日にわかるというものではないので、本当に効果のあるものなのか、自分にあってるのかを判断するのは結構難しいものです。
しかも、総じて金額が高い!「ニワナ」も症状がひどい人はたくさん飲むように、と言われるのですが、ニワナだけに毎月5万も6万も出せないとなると飲み方が甘いのか効果がわからないという痛し痒しの状態でした。

あと、丹羽療法をやめたのは、ワセリンに“一生使い続けても大丈夫な量のステロイド”が入っているオリジナルの軟膏を処方されるのですが、これがやっぱりしっかり効くために、「一生使い続けても大丈夫な量って誰が決めたの?」と不安になったのと、「結局ステロイドかー」という失望感と、顔にワセリンのような油っぽいものを塗り続けていると絶対に肌の老化が早くなるはずだとワセリンを使うことに抵抗感がでてきたためです。

丹羽療法は途中でやめてしまいましたが、活性酸素が増加し過ぎるのはよくないというのはきっとそうなんだろうな~と思うので、「ニワナ」ではないけれども活性酸素を除去する食べ物を積極的に毎日の食事に取り入れようと努力しました。



活性酸素を除去するビタミンを多く含んだ食品

他に、活性酸素を除去する成分として最近はポリフェノールがもてはやされ、赤ワインやココアが流行りました。

ポリフェノールは黒豆・黒ゴマ・トマトなど赤や黒、紫などの色の濃い食品に含まれています。
生姜やウコンなどの臭いのきつい食品にも抗酸化力があるといわれています。

ちょっと古い記事になりますが、1995年の読売新聞に下のような記事がありました。

「重症アトピーに効果 200例のほぼ全員で 鹿児島大チーム確認 脂肪や糖質など控え、ビタミンCなど投与」

アトピー性皮膚炎の治療法として、脂肪や糖類の摂取を控える食事指導とビタミンC、ベータカロチンなど抗酸化物質の投与を組み合わせると、重症患者が著しく改善されることが鹿児島大医学部の研究でわかった。
これまで治療した約200例のほぼ全員で効果を上げており、患者には朗報となりそう。14日、都内で開かれた日本ビタミン学会の会合で発表された。発表したのは、同大学の堂園晴彦非常勤講師(産婦人科)、吉岡満城講師(衛生学)らの研究チーム。
同チームは栄養学的な問題から免疫機能が異常になっているのではないかと想定、多数の患者らの血液などを調査。アトピー性皮膚炎の患者では正常な人に比べ脂肪や砂糖の代謝能力が落ちており、過剰に摂取していることがわかった。また、炎症は体内に生じる活性酸素を除去する酵素の働きが弱いことも判明した。

このため研究チームでは、患者に対し、植物性の脂肪と砂糖、タマゴ、牛乳の摂取を控え、魚や野菜を多く食べてもらうよう食事指導。さらに活性酸素を除去する抗酸化の働きのあるビタミンC、ベータカロチン、ビオチンなどの服用を3~5ヶ月間続けてもらったところ、症状が著しく改善した。代表的な治療法のひとつであるステロイド投与で効かなかった難治性の患者に対しても、この方法は顕著な効果があった。
アトピー性皮膚炎の治療としては、抗原となるダニなどの除去や抗アレルギー剤などの薬物療法があるが、すべての人に効果的な方法は見つかっていない。

小川秀興・順天堂大学医学部皮膚科教授の話
「どのような作用機序なのかさらなる研究が待たれる。普遍性のある治療法として確立するためにも、第三者機関で症例を増やして欲しい」

 

こういった事って、その後の研究でやっぱり違うっていう話しになったりするので、今も同じことが医学界で言われているのか知りませんが、私の人体実験では、本当にビタミンCをたくさん摂った次の日の朝は、肌の調子もよくなります。

今まで、色々なビタミンCのサプリメントをのみましたが、ほとんどが「本当に役にたってんのかなー」と思うくらい飲んでも飲まなくても変わらなかったのですが、「お~これはすごい」と思ったのは『柿の葉茶』です。
相変わらず地味な情報で申し訳ないのですが、お茶代わりに柿の葉茶を数杯飲んだ次の日なんかは、何だかいい方に向かっているような気がするのです。
今ではアトピーのお客様だけでなく、コレステロール値に悩む方やダイエットしたい方などにもお薦めしています。

柿の葉茶も数種類飲んでみたのですが、自然食品系のルートで販売されているものの中で、一番美味しくて、肌の調子が良くなったのは、ひしわ園の柿の葉茶でした。
しかも20包で840円と安い!!



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