Yuko's ブログ

 

 

私の娘がアトピーと診断された時、まだ離乳食と母乳を飲んでいる状態でしたので、
まず自分の食事を変えなければと思いました。

 

また、娘の血液検査の結果、小麦、卵、乳のアレルギー反応があり、
離乳食も制限が必要となりました。
(乳に関しては早い段階でアレルギー反応がなくなったので食事の幅も広げる
ことができましたが、小麦、卵は6歳近くまで反応がでていました。)

 

とにかく、離乳食はアレルギー反応が怖くて、食事ではなく母乳を多く飲ませ
るようにしました。
そして、自分の食事から小麦、卵、乳の3つを食事から除去するのことにしました。
美味しいもの食べられなーい!とブルーな気持ちでいたので、
余計娘には負担をかけたかなと反省しています。

 

そしてマクロビオティックに出会います。
これはいい!と実践してみますが、しばらくして体力がなくなり、体重も落ち、
口内炎ができまくりました。
今思えば栄養不足です。何を食べればいいかわからなくり、肉を食べずに穀物、
野菜中心、魚もたくさんは食べず、甘いものも食べす、我慢我慢と無理やり
自分を抑えていました。
食事のことばっかり気にかけて疲れてて、きっと母乳も美味しくなく、
娘も辛かったろうなと思います。

 

色々とネットで検索し、愛知県のアトピー診療で有名な女医さんのブログに
たどり着きました。
とにかく、どうにかしたいと福井県から車でそのクリニックに向かいました。

 

そのお医者様に言われたのが、
「まずはママの体をよくしなきゃ。あと、ステロイドは悪い薬ではないのよ。
うまく使えばちゃんと良くなるから。」とおっしゃってくださいました。
何気ない一言だったとは思いますが、なぜだかとても救われたことを覚えています。

 

そこのクリニックさんでは
1小麦をとらないこと

 

2毎日たべているお米を変えること(コシヒカリ系のもちもちした米をやめる)

 

3お肉、牛乳を積極的にとる
(これはしっかりたんぱく質をとらないと皮膚が再生しないよ、ということです)

 

4添加物に気をつけること

 

とにかく、お肉を食べられるなら食事のストレスも減ると喜びました。

 

上記のアドバイスをもとに私の食事を変えたところ(小麦を控えるとの同時に
たんぱく質、鉄分をしっかりとることを特に意識しました。基本的に和食。)
2週間で娘に変化が!
娘は生まれたときから髪の毛が薄かったのですが、いきなり黒ぐろとした髪が生え
てきました。家族にも大変驚かれました。
そして約一ヶ月後に、再度愛知県の先生の元に行ったとき、娘の肌が綺麗になり、
髪の毛も生えていたので驚かれました。

 

先生曰く、赤ちゃんは良くなる力も強いからとのことでした。
正直、この先生に出会わなければずーっと気持ちが辛いままで娘のアトピーも
治らなかったと思います。

 

そして、りんやさんのホームページに辿り着き、砂糖、油に注意ということを
学びます。
油、アトピーというキーワードから一冊の本に出会いました。

 

「油を断てばアトピーはここまで治る」 
著者 永田良隆

 

この本は本当にお世話になりました。
食事やステロイド剤、生活スタイル上の注意点がわかりやすく書かれています。
アトピーがどの様に治っていくのかも詳しく書かれており、その道筋を見させて
いただくことで希望がもてました。
アトピーでお悩みの方にはぜひ読んでいただきたいなと思います。

 

りんやさんのホームページとこちらの本を参考に、我が家の油はココナッツオイル、

オリーブオイル、なたね油に変わりました。
そして和食中心、おやつも果物や和菓子系にしました。

 

あと、離乳食をすすめるにあたり、参考にさせていただいたのは、

 

アトピー、アレルギーに、負けないからだ作り
「子どもを強くする麹のごはん」

著者 伏木のぶあき

 

離乳食から参考になる本です。
アトピーのお子さんはぜひ腸内環境、便通に気を付けていただくといいと思います。
娘は早産だったこともあり、体が小さく、授乳してもうまく飲めず、
成長しても水分をあまりとらない子した。
その影響もあって、0歳から便秘がちでした。
今はバナナうんちが毎日でる子になったのですが、コロコロうんちや便秘の
時はやはりお肌はカサカサになると感じます。

 

離乳食の頃から、味噌などの発酵食品は毎日少しでも口にするように心がけています。

 

また、娘が1、2歳のころは麹から甘酒を作って少しずつ飲ませていました。
本当にそれで腸内環境がよくなったのかと言われると確認のしようがありませんが、
私自身も前よりも便通がよくなっていますので、
少なくとも良い影響は何かしらあると実感しています。

 

また、娘のように、アトピーの子供は食物アレルギーも同時にある場合が多いと思います。
スーパーでアレルギー表示を確認しながら買い物するのは時間もかかるし、
本当に食べさせて大丈夫か?と不安になることあると思います。
(私はめちゃくちゃ不安でした!)

 

そんな時活用したのがネット注文できる食品配送サービスです。
私はOisixさんを活用させていただきました。

 

メリットとしては
じっくり食品表示が確認できること、
アレルギー登録ができること(アレルギーのある食品が入っていると注意喚起される)、
家まで荷物を届けてくれて小さい子供がいるうちは助かる!です。

 

デメリットはスーパーで買うより全体的に価格が高いです。
ですが、それだけの価値はあり、とても助かったなと思います。

 

あとお伝えしたいのが、毎日食べるお米のことです。
先にコシヒカリ系のお米をやめるよう医師から進められたとお伝えしましたが、
それをふまえて我が家はコシヒカリからササニシキに変えました。
(昔から肌荒れがひどい子はもちを食べさせるなと言われているそうですが、
もち米から品種改良された米は同じく注意したほうが良いそうです)
先生はゆきひかりという品種をオススメしていますが、
味がササニシキの方が好みだったのでそちらにしました。
我が家がササニシキを買っているのが宮城の菅原商店さんです。
http://www.sugawara-komeko.net/

 

こちらのお米はもちろん、米粉もこだわりの製法でとっても美味しいのでオススメです!
米粉レシピもたくさん紹介してくださっていますので、小麦アレルギーの方は
ぜひぜひホームページを見ていただきたいです。
特に米粉シフォンケーキはおいしくできるのでオススメです!
また、美味しいグルテンフリーの米粉パンが食べたい方は、
こちらのパン屋さんがオススメです。ネットで注文できます。
虹の穂

生活習慣を変えることは最初は大変でしたが、定番化すれば少しずつ楽になっていきました。
娘のアトピーは1歳前には落着き、アレルギーも6歳まではすべてなくなりました。

 

ですが、我が家の食卓で食べる油に注意することや、和食中心なのは変わりません。
日々のお肌のお手入れはスピノワシリーズで、
秋冬のカサつく季節はトフトフクリームが活躍します。
トフトフクリームの使用感、ぜひ試して欲しいです!
しっとりなのにサラッ!です。

 

スピノワシリーズってパラベン入ってるじゃん!と気になる方もいると思いますが、
りんやさんはちゃんとその理由も説明してくださっているところに、
ただ無添加安心という文字だけで心をくすぐる製品より誠実さを感じています。

 

肌が弱い子でも大丈夫ですよとすすめられた製品を娘につけたら、
ヒリヒリするから嫌!と言われたことがあります。
でもスピノワシリーズは大丈夫と言って自分でつけるようになっています。
体質もあるかもしれませんが、化学的な成分が入っていない=安心安全と
安易に判断しないほうが良いのかなと思っています。

 

お子さんがアトピーの時、本人も辛いと思いますが、
親御さんも同じくらい辛いと思います。
その辛さが少しでもやわらぎますように、私の体験談がお役にたてれば幸いです。