輪屋てんやわんや

「マヨネーズは心配無用」
昨年の11月26日の日経新聞にこんなタイトルが載ってました。マヨネーズが大好きな私としては何がどう大丈夫なのかが気になって読んでみたところマヨネーズとコレステロール値に関する実験報告でした。面白かったのでご紹介します。

マヨネーズは主に油と酢と卵から作られています。油と卵と言うとどうしても“コレステロールの塊”のように思われがちでコレステロール値の高い方には敬遠されがちなのですが、なんと研究では、マヨネーズを一日に100グラム一週間食べ続けても血中総コレステロール値は上昇するどころか逆に低下していたそうなのです!しかも血中中性脂肪値も上昇しなかったそうで、新聞を読みながら私も「えっ?!?」という感じでした。新聞によるとその理由は“血中総コレステロール値を低下させる植物油が65%位も含まれているから”なのだそうです。そして記事の締めの文章が「要するにマヨネーズは血中総コレステロール値を上げる心配はなく、使用する植物油の種類によっては下げることも可能なのである。」とありました。

“血中総コレステロール値を低下させる植物油?”なんじゃそりゃ?そんなのあるの?ということで、最近うちの母が電話で話をするたびに「コレステロールが高すぎて困ってるのよ?」とぼやいていたのが気になっていたというのもあり、油とコレステロールの関係についてちょっと調べてみました。調べてみると、コレステロールの問題だけでなく、油がいかに健康に関係あるかが分かってきました。
内容は全部省略しようと思っていたのですが、せっかくなので皆さんも油について知っておきましょう! 超簡単にご説明します。←大岡山の「みのもん子」と呼んでください。

「油」と聞くと=(イコール)脂肪・肥満・血液ドロドロ・心臓病と思って、美味しいけど体に悪いものと思っていませんか? 少なくとも私は“本当は食べないほうがいいもの”に分類していました。ところが油は油でも、人間の体では合成できないので“食べなければいけない油”もあれば、食べると危険でアメリカやヨーロッパでは“表示が義務付けられている油”というのもあるのです!!