輪屋てんやわんや

よりい輪組の春野菜
冬の間、週に2回の入荷だった埼玉・よりい輪組(わぐみ)の野菜が、やっと火曜、木曜、土曜の週3回の入荷にもどりました。まだまだ農家さんから1回にいただける野菜の量は少ないですが、“とれたてのピチピチ野菜”と“マクドナルドの店員さんにもひけをとらないスタッフの笑顔”が輪屋の売りなので、やはり週3回の入荷はありがたいです。
このニュースレターの頭に書いたタンポポ師匠と同じく、輪屋の玉ねぎ箱で買ってくださる方を待っている玉ねぎ君たちも3月頃から「おっ! 春だな!」ってな感じでいっせいに芽を出し始めました。春の勢いっていうのは畑だけではなくて、たとえ東京の大岡山でも、タイマーで仕掛けたみたいに訪れるんですね。
これからのよりい輪組の野菜は、お客様を「お砂糖みたいに甘い!」と唸らせた冬の主役のほうれん草、白菜、里芋、人参などが減っていき、春のレタスやニラ、春キャベツ、かぶなどが店頭に並びます。
私が一年の中でも一番好きな野菜は、菜花の中でも“白菜のとう菜”。その名の通りアブラナ科の白菜の薹(とう)が立って出た芽です。白菜を収穫せずに畑に置いておかないと採れない野菜なので、私の感覚では贅沢品。よりい輪組の農家さんから出荷してもらえたら「ヤッター!」と思わず叫んでしまうくらいです。さっとゆがいておひたしが最高!! タイミングがあえばこのニュースレターをお配りする頃に店頭に並ぶかもしれません