輪屋てんやわんや

よりい輪組の野菜たち
「も、も、もしや!」「え?うそ?」埼玉県の寄居町から運んできた野菜たちが入ったコンテナを並べながら、私とあやっぺが絶叫してしまう事がここ最近よくあります。おかしい・・・。一昨年や去年はもっとこの時期輪組(わぐみ)の野菜がたくさんあったはずなのに・・・。たくさん来ると思って流通に注
文しなかった小松菜すら輪組から来ない・・・。「この時期に小松菜をおいてない八百屋なんてあり?」なんてテッシーとあやっぺと三人で顔面蒼白。だけど、“商品”のような野菜ではなく、野菜の“命”を販売しようと決めてからは農家さんを通して私たちの取引先にも『大自然』が加わったようなもの。覚悟はしていたのですが・・・。よりい輪組の農家さんにも「どうしたんですか?」と聞いてみたら、前代未聞の日照不足が原因だそうです。素人の私には詳しい事は分かりませんが、日照不足では作物が病気になりがちなのだそうです。梅雨時期にカビが生えたり虫がわくのと同じでしょうか。しかし、驚いた事に大不作なのはよりい輪組だけで、同じ地域の普通の(農薬や化学肥料を使う)農家さん達はかえって豊作だそうです。「えっ何で?」と聞いてみたら「多分、土壌消毒と言って薬で土を消毒してるんじゃないかな」ということでした。←環境に悪いので私たちは農薬より嫌い!!
という訳でもう少しの間、私とあやっぺの「ごめんなさい」が続くかもしれませんが、どうぞ広い心でお許しくださいますようお願い申し上げます。